みなさんこんにちは。

4年振りの更新かー

ぺいぞうです。

これまで更新しようかな、と思ってもtwitterとかやっていると別段書かなくてもな、と。

IT系から建築現場作業員(防水屋)になり、今は計量証明業という業界にいます。
デタラメな経歴ですね。
人生このくらいじゃねぇと面白味が無いってもんです。

防水屋さんやってる時にバイクの免許とりました。昔は中免って言われてたのに、今は普通自動二輪なんすね。
バイクは中古でVTRを買いました。タンクがヘコんでいるので安かったです。
ただ、通勤通学には小型の方が楽だし、遠距離走るなら大型の方が…という微妙さを痛感する所でもあります。
帯に短し襷に長し、を地で行く存在。
今、自賠責保険切れてるけどな！

今の仕事になってから資格と取りました。
毒物劇物取扱責任者と公害防止管理者(大気1種)の2つ。
どっちも化学系の資格で、おかげさまで1年半くらいは資格の勉強を延々とするハメに。
今はさらに作業環境測定士を勉強させられております。ファック。

そんな禁欲的な生活をしていたので、漫画読んでダラダラしてぇ欲が出たのと、以前買った漫画の続きが全く音沙汰なく出版されないのでどうしたものかと思いwebサイトを調べると無料で公開されている漫画が掃いて捨てるほどあったので読み漁っております。大体は「小説家になろう」が発祥のコミカライズですが。
まぁ、いわゆる流行の「異世界転生もの」ってやつですね。

色々と批判が出ていますが、正直そこまで真っ赤になって否定した所でなー、と思います。
チートで無双して人気者になるだけじゃん、という感じのを見ますが、嫌なら読まなきゃいいじゃねぇかと(結論)。
そんな無駄で後ろ向きな事にばかり熱中しているからお前はモテないし人気者にもなれないんですよ、この現実世界ニート魔術師どもが、と率直に思います。

舞台装置が大仰なせいであまり言われないんですが、話の内容はヤンキー漫画とほぼ同じですね。
「クローズ」や「ワースト」、「特攻の拓」辺り読んでれば気がつくと思うのですけども。
無論、話にも色々とバリエーションがありますが、さすがに「ガクラン八年組」や「箕輪道伝説」、「タイマンマン」などを持ち出した所で誰も知らなそうなので割愛する。

内政チート系だと「サラリーマン金太郎」や「島耕作シリーズ」のように出世する漫画だし、その話の原型も戦国武将ものがほぼ同じ。むしろ先祖返りと言っても差し支えが無い。

社畜が死んで異世界でスローライフするタイプのいわゆる日常系は「善い行いには善い報い」という感じの「おとぎ話」だとか「昔話」でしょう。仏様が異世界の神様に置き換わっただけとも思えますね。

むしろこれら複数の要素を取り込んで出来上がっている。
あまりに要素をぶち込みすぎると話が横道に逸れすぎて物語がボヤけてしまうんですが、おそらくは詳細に詰めている設定があるためにまとまっているのでしょう。
無論、そのガチガチの設定が邪魔をして話の続きが書けなくなってしまう、なんて副作用もありそうですが。

商業ベースでそこまで詳細な設定を決めるのは人気が出なかった時に無駄になるので、個々人が好き勝手に書くwebサイトだからこそ出来たのでしょうね。
まぁ、見切りを早くして効率良く収益を上げたいという気持ちはわからんでもないですが、正直な所「慌てる乞食は貰いが少ない」を地でいくスタイルは商売としてどうなのかな、と思います。

既に人気がある話を商売に使った方が出版社としても初期投資が少なくて済むので、業績悪化の著しい業界としてはありがたい話なのでしょう。その分、失われるノウハウ、能力もあるでしょうが、それを保持するだけの経済力が無くなった以上は仕方ないというものです。

どれも同じもの、と言ってしまえば確かにそうですが、それは商業ベースでも同じ事が言える。
上に挙げただけでなく、ヤンキー漫画も星の数ほどあるわけですし、一時期は天下一武道会ばかりだったり能力バトルものばかりだった雑誌もあるわけですよ。新撰組ものが当たれば新撰組ものが増えては打ち切られていったり。
そういう点では「相変わらず」であるわけで「何を今更」な案件ですよね。

人間、どうしても寿命というものがあるので、一生のうちに読める本の数には限りがあります。
となれば、くだらないレビューしてる暇があったらもっと楽しめる本を読むべきであり、それこそ時間が勿体無いと思うのですよね。「ああ、この作者とは合わないな」とバッサリ切り捨てて他の本を読むなり見るなりすれば良いのですよ、買った本ならいざしらず、webで無料で読めるものにそこまで粘着するよりはずっと建設的だし。

自分が面白いと思ったならそれでいいじゃないですか。
と

そんな漫画読んでるのお前だけだ

とか

あんたの家には知らん漫画ばっかりある

などと言われた私がいうのもなんですが。