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やっぱりチラシの裏
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みなさんこんにちは。

画像は少なめでお送りします。

ぺいぞうです。

初の一人旅を満喫してきました。
行き先は岡山県倉敷市。
倉敷に関してははっきり言って何も思う所はありませんでしたが、行き先の候補としてとりあえず「西日本」という大雑把にも程がある条件から「とりあえず城でも見るか」で熊本、愛媛、岡山に絞り、最終的に「いざとなったら歩いて帰れる」という無職的発想により岡山に決定した後に、門屋さんから「観光なら倉敷!ホテルはアイビースクエアで決まり!」とご託宣を頂いたので折角だから、という選択。
まぁ、色々見ているうちに興味が城から鍾乳洞に移っていたというのもあります。

羽田発の飛行機が14:55で、到着16:15。程よく夕暮れであろうと想定していましたが

岡山空港から岡山駅まで直通バスで30分の距離がある

という前提条件がありまして
ですよねー
撮影は17時過ぎで、これは飛行機の到着が遅れたためと、バスで倉敷まで行くと40分程度かかったからです。
到着直後はまだ多少明るかったんですが、駅前で煙草吸ってたらこれですよ。
当然ですが普通に都会だな、って思いましたけど街中でも結構暗くて、これが美観地区になるといよいよ暗い。
とは言え、チェックインは18時。それまでは時間潰しがてら美観地区を徘徊してましたが、基本夕方には店が閉まるエリアなので暗すぎて撮影は諦めました。

オススメされた倉敷アイビースクエア
正面やその他の綺麗な部分は公式サイトをご覧くださいって事でここはひとつ。
元は紡績工場だった建物で、外見も内装も木造西洋物件ですが、その裏には近代的な設備が隠されています。
敷地そのものは代官所だった場所だったそうですが、明治維新の際に奇兵隊とかいう野蛮な連中に焼き討ちされて焼失したそうです。山口県民はロクでもない連中ですね。
荷物置いて一息ついて、晩飯を食べに外出。風呂入って酒飲んで就寝。

翌朝。天気がひどくならないうちにいざ井倉洞ってわけで、駅までの道すがらを撮影。
正面玄関から壁伝いに西門へ周り、そちらから出ると美観地区。
ありがちな構図の数々。
脳内BGMにジプシーキングスのインスピレーションが流れてきそうな場所ですが、実際には「るろうに剣心」の映画版の撮影に使われたとか。人力車や船も営業中。
高さ制限でもあるのか、このエリアには3階建て程度の高さの建造物くらいしか無いです。
ホテルも2階建てですが、元の工場を考えればそんなもんでしょうね。美観地区では大原美術館と中国銀行が大きいくらいです。

「伯備線で1時間かかる」以外の情報を仕入れずに駅にやってきた。
見て下さいこの白く抜けるような運行ダイヤ!忌々しいッ!
30分待たされました(血涙)。
中央線沿線に住んでいると「駅に行けば5分程度でくるもの」という認識でした。割と都会という先入観があったのは否めませんが、ここは田舎でした。でした。
その間、駅の北側をぼさーっと眺めていたんですが

「実はここは立川なんじゃないか。私は青梅線への乗換を待っているのではないか」

という現実逃避が脳内を駆け巡りました。
人間が生活してんだから似たような構造になるのは当然ですけどね。

で、倉敷より電車で1時間余りにある「井倉」で下車して鍾乳洞へ。
「大変な所に来てしまったのではないか」(真顔)というレベルの風景。
駅も勿論、無人駅。やべぇ。というかこの路線は殆ど無人駅でしたけどね。自動改札があればマシな方で。井倉駅にはそれすら無い。

ちなみに鍾乳洞というものは石灰洞とも呼ばれるように、石灰岩が浸食されて出来たものであり、つまる所鍾乳洞がある所は石灰岩を掘り出して加工する業者が存在する事になる。
扱っている物のせいか、頻繁にスプリンクラーで水を撒き散らしていました。余程にほこりが立つようですね。
もう一つ「満奇洞」というのがあるんですが、車で30分ほどかかる上にバスが土日祝日しか運行してないので諦めました。
井倉洞の手前にはD51が置かれていますが、特に感想とかはないです。はい。

映画「八つ墓村」(1977年版、主演・渥美清)の撮影で使われたのは満奇洞の方で、こっちも使われたのかよくわかりません。
両方使ったのかも知れませんが、どっちにしろテレビ版も含めればこの作品は多数作られており、もうどうでもいいやって感じですね。
満奇洞の方は全長450m程度で高低差も余り無い地底湖ですが、井倉洞は高低差90mの全長1200mです。
ハードモードだった。

チケットを買って橋を渡り井倉洞の入り口へ。まずはルート案内を確認し中へ。
洞窟入ってちょっとの所に水たまりがあり、そこに魚が。ぼっち。
平日の昼間にこんな所に来るのは私くらいのものでして、親近感あるね。これであなたもインスマス面。
昭和33年に発見され、翌年より観光地として開発され、内部の設備はそれなりにアップデートしていると思うんですが、それでも成分が溜まりに溜まっている。
常に水が流れていてもっと寒いかと思ってたんですが、洞窟内は常に15度前後に保たれているそうです。
快適かどうかは別ですが。
常に水が流れている石。表面は段々になっている。
観光資源を余り公開するのもアレなので公式サイトをご覧ください。
洞窟内はかなり勾配があり、ルートも長いので出口へのショートカットが設けられていました。私は全部回りましたが、かなり汗をかいた。

井倉洞を出ると大量の老人集団に出くわした。観光バスのルートなのでしょうね。
廃墟寸前みたいな建物なくせに、それなりに客はいる模様。

戻ってきたのが12:05だったのはよく覚えている。
直近の電車が12:04だったからな!
仕方ないので待つしかねぇな、切符買うかと思ったら
ファーwwwwwwwwww
大変な所に来てしまった(真顔)。
あまりにも利用客がいなさすぎて車掌さんが清算するシステムでした。
一応、駅に電車の利用法が掲示されていたんですが、まるで違っていたのが哀愁。運用でカバーしていく美しいスタイル・日本!
死ね!

それはそれとして、伯備線の備中高梁には日本で最も標高が高い所にある天守が残ってる城・備中松山城があります。
「天守の残る唯一の山城」でもあるそうで、車道には「ここは城下町」とアピール十分。
さすがに疲れきっておりましたので見物はしませんでしたが。というか知ったのは帰り道だったんで。

倉敷に戻って昼飯に鍋焼きうどんを食いましたが

つゆが透明だな…

とまじまじと見つめて参りました。おいしかったです。

その後は一度戻ってホテルの敷地内にある児島虎次郎記念館へ。
大原美術館の本館、分館、工芸・東洋館、児島虎次郎記念館は全て1枚の入場券で入れます。
実は大原美術館の方にはまるで興味が持てなかったんですが「児島虎次郎が収集したオリエントの工芸品を展示」の一行で特攻しました。実際には児島虎次郎の絵の展示がメインだったようですが、その脇にあるオリエントコーナーで熱中し閉館間際までガン見してきました。
展示物は主にイランから出土した土器、銅製の剣や鏃、アクセサリーの類と、エジプトからの出土品。パレットとかレリーフとか。作成されたであろう年代も添えられている。
「金を払ったんだし、一応見るか」程度の客が殆どでしたが。

その2へ続く
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